SHIPYARDS -interview-
八王子のエモーショナル・メロディック・パンクロックバンド”SHIPYARDS”の2ndアルバム”ABOUT LIGHTS”のリリースに併せてインタビュー行いました。これまでのサウンドを引継ぎつつ新たな一面もしっかりと見せ2nd名盤説のハードルを難なく越えてしまった素晴らしい内容です。アルバムの話はもちろんバンド活動についてやリーダー篠沢の良い意味で鬱屈とした拘り?笑 が、垣間見れる感じです
■ 今回は篠沢幸一(Vocal,Guitar)、佐藤 翔太(Guitar),安藤久雄(Bass)、立木秀人(Drums)、の4人がインタビューに答えてくれました!
■テキスト:佐藤洋介、高岡祐介(みそ)、佐藤英樹
-洋介 1stアルバムのリリースから約一年くらいで2ndをリリースって事で、ペースとしては凄く早い様に感じるんだけど1stをリリースした時点でもういくつか曲が出来てたのか、2ndはこうってイメージがあって曲を作り出したのか、どういう風に曲作りを進めてたの?
篠沢 1stを録ってから出るまでが凄い長くて、2012年11月くらいに録ってその翌年の3月くらいに出たんだけど、それまでに新しい曲がいっぱい出来始めてきてたからこのペースでいけばとれんなーと思って、とりあえず出来次第出そうみたいな感じで。
-洋介 アルバムのペースはこれくらいで出していきたいって考えがあったんではなくて
篠沢 あーそれは後付けみたいな感じではあるけど、やっぱり早めに出すの超格好良いから年に一枚くらい出そうか気持ちはあった。外人のペースというか。そういう感じの。笑
-洋介 前作は所謂メロディックパンク…っていうとあれだけど。笑 そういう雰囲気が強かったけど、今作はサウンド的にオルタナ・エモぽかったり、テンポが遅かったりとか、歌に寄ってたりとか、大分楽曲の雰囲気が変わったと思うんだけどそれは2ndはこうしようって意識した部分があるの?
篠沢 たまたまそういうオルタナとか遅い曲を聞く様になったのがあって、それの影響がただただ出てきたというか。
-洋介 それは何を聞いてたの?
篠沢 Dinosaur Jr.、SUPERCHUNKとか。。笑
-洋介 それは何かきっかけがあったの?笑
篠沢 なんか…好きっぽいって事に気付いて。
洋介 元々聞いてたわけじゃないんだ?
篠沢 一、二枚は持ってたけど、スルーって感じで。。まあちょっと聞いてって感じで。なんだろう、何かきっかけがあったんだけど。
秀人 おれが入った時は結構早さ重視だったよな。
翔太 1stは今のメンバーになる前に作った曲だけど、2ndはこのメンバーになってから作ったから。
篠沢 うん。秀人君は結構オルタナ野朗だからその影響はでかいかもしんない。
一同 笑
みそ 篠沢以外のメンバーは曲調の変化を素直に受け入れられたの?
秀人 自分ら的にはそんなに変化したって感じはなくて、徐々に寄っていったよね。最近こういうの聞いててみたいな。
-洋介 あくまで新曲が出来たって感じだったんだ。
安藤 僕は結構新しいなと思いました。
秀人 前のアルバムの時は三川君のコピーみたいな気持ちがあってあんまり崩しすぎても悪いなってのもあったし、元々その曲が好きで入ったってとこもあるから、変えないでやろうかなと思ってたんだけど、篠沢が作ってきた曲に対して自分が叩きやすいようにやってたら篠沢もおれが叩きやすい様な曲を作ってきて、イメージも伝わりやすいってのもあったのかな。